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教化セミナー(管区教化研修会)


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平成24年度教化セミナー

小池龍之介先生(正現寺住職・月読寺住職)




南 直哉老師(福井県霊泉寺住職・恐山院代)




パネルディスカッション





期日:平成24年 9月28日(金)

会場:新潟県長岡市 「アトリウム長岡」

テーマ:現代の信仰と探る−心の豊かさとは−

昨年、3月11日に東日本大震災がおこり、我々の考え方にも変化が生じています。
「本当の心の豊かさ」の考え方、方向性が正しかったのかにも疑問符がつきます。
日本でも、戦後から考えると、高度成長期、オイルショック、阪神大震災、そして現在の長い不況と様々な時代の変遷がありました。その時代の理念があって生きてきました。今後はどのような心の置き方をしたらよいか。を考えました。


小池龍之介先生(正現寺住職・月読寺住職)

「平常心のレッスン −幸福と不幸のからくり」

戦後は、「三種の神器」があこがれの的となりました。いわゆる、テレビ・洗濯機、 冷蔵庫が手に入ると幸せだと言われていました。
現代は、メールを送信したら、直ぐに返信が来ると安心し満足します。その逆に、メー ルを送信しても、一向に返信が来ないとイライラ状態の人が増えています。そのような 時、どうするか、メールを次から次へと送り返信を待ちます。
 「メールの返信」という快感を得る為に、過度な行為を繰り返し、スパイラルから 抜け出られなくなっている。何が幸福であるかを見定めることが大切であると説いて下さいました。
また、「私たちが生きている地域のなかで、ちょっと世界から一歩退いた充足した生き 方ができている姿が周りの人に見られることによって、周りの人を感化したり、周りの人に仏教を学んでもらったり、『この人がやっているということは、仏教はよさそうだな』と思ってもらえるモデルを示したりすることなのかなという気がいたします」と私たち僧侶の方向性を最後にお話下さいました。


南 直哉老師(福井県霊泉寺住職・恐山院代)

「いま信仰は可能か −無常を生きる意志−」

  1. 「震災後」としての現代
  2. 根拠としての「他者」
  3. 震災後の「信」は何でありえるか
  4. 噴出する問いという宗教という「方法」

上記に従ってお話を頂きました。


パネルディスカッション

参加者よりの活発なご質問に、お二人の先生も真剣に楽しくお応え下さり、充実したディスカッションとなりました




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